2011年3月23日水曜日

「ATI Catalyst 10.8」リリース。FFXIVに向けた

 北米時間2010年8月25日,AMD製のGPUおよびチップセットをサポートするドライバスイートの最新版「ATI Catalyst 10.8」(以下,Catalyst 10.8)がリリースされた。
 対応製品は,デスクトップPC向けがATI Radeon HD 2000?5000シリーズと「AMD 740G」を除くAMD 7世代のチップセット,「Catalyst Mobility」とも呼ばれるノートPC向けがATI Mobility Radeon HD 2000?5000シリーズのGPUと「ATI PowerXpress」対応のチップセット。これといった新製品が登場していないため,このあたりは「ATI Catalyst 10.7」(以下,Catalyst 10.7)から変化なしだ。

 すぐに入手したいという人は,4Gamerの最新ドライバリンクページからどうぞ。

4Gamer最新ドライバリンクページ
(※ノートPC向けドライバに関しては,本稿の最後に「Catalyst Mobility 10.8の制限事項」としてまとめたとおり,いくつか注意点がある)

 「Display Driver」のバージョンは8.762で,2010年7月版の同8.741から0.021の引き上げとなる計算だが,そんな2010年8月版における最大の注目点は,マルチGPU関連でさまざまに手が入っていること。とくに,「FINAL FANTASY XIV」に向けたATI CrossFireXプロファイルの追加が行われているのは,日本のゲーマーにとって見逃せないポイントだろう。7月の時点で,スクウェア?エニックスとAMDの間では協力に関する確認が取れていたが,さっそくその成果が出てきたわけだ。

※15:15追記
 本文にもあるとおり,Catalyst 10.8ではFINAL FANTASY XIVに向けたCFXプロファイルが追加されたとのことだったのだが,実際に「ATI Radeon HD 5970」+「Core i7-975 Extreme Edition/3.33GHz」搭載の32bit版Windows 7 Ultimateシステムで「FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK」を実行してみたところ,Highモードのスコアは3978だった。少なくともベンチマークテストにおいて,CFXは有効になっていないようだ。


TechPowerUp製のGPU情報表示用ツール「GPU-Z」(Version 0.4.5)で,Highモードのベンチマーク実行中にGPU使用率を見てみたところ,片側のGPUは常時0%で,まったく動作していなかった

 なお,32bit版Windows 7の場合,プロファイルの内容は,
C:\Program Files\ATI Technologies\Application Profiles\atiapfxx.bib
というデータベースファイルに収められている。これをバイナリエディタで開いてプロファイル名をチェックしてみたのだが,FINAL FANTASY XIVに関する記述はなし(※下に和訳で示したもう1つの新規追加タイトル「The Lord of the Rings Online」は発見できている)。これが,CFXが機能しない理由なのではなかろうか。
 どうも,CFXプロファイルの記載漏れのような気がするのだが,現在4Gamerでは,本件についてAMDに問い合わせ中。何か判明したら,本稿か,別記事でお伝えしたいと考えている。

※2010年8月27日10:50追記
 AMDのATI Catalyst担当,Terry Makedon氏(@CatalystMaker)からメールが返ってきた。少々くだけたメールなので原文の掲載は差し控えるが,「現在,エンジニアに確認中だが,現時点でお伝えできるのは,『(FINAL FANTASY XIV用のプロファイルは)Catalyst 10.8には入っておらず,10.9には入るだろう』ということになる。可能であれば数日以内にプロファイルを追加したCatalyst Application Profileを公開するつもりだ」とのこと。ちょっと待ってみるのが正解のようである。

※2010年9月10日11:00追記
 Makedon氏から続報が来た。いわく「FFXIVでCFXを有効にするためには,ドライバレベルの対応が必要だと分かったので,10.9を楽しみにしていてほしい」とのこと。だとするとリリースノートの内容は何だったのかという気がしないでもないが,10.9での対応予告がなされたのは福音といえそうだ。


 なお,ATI CrossFireX(以下,CFX)関連以外でも,Catalyst 10.7から派生した公式β版「Catalyst 10.7 Beta」および「Catalyst 10.7a Beta」の内容が盛り込まれていたり,ビデオ周りに改善や修正が入っていたりと,見所は少なくない。このあたりについては,下記のとおり英文リリースノートの和訳を試みたので参考にしてほしいが,対象となるGPUを使っているなら,導入する価値のある最新版だと述べていいのではなかろうか。
 なお,ドライバのアップデート作業は自己責任となるので,この点だけはご注意を。

●Catalyst 10.8の新要素
  • OpenGL ES 2.0仕様のフルサポート。Windows 7/Vista/XPのいずれにおいてもサポートされる
  • ビデオ関連のデフォルト設定を下記のとおりアップデート。また,それらをインターネット上で配信されるビデオに関しても適用できるよう,「ATI Catalyst Control Center」(以下,CCC)に「Internet Video」のチェックボックスを追加
    ?「Advanced Color」においては,「Color vibrance」が40,「Flesh tone correction」が50になり,「Brighter Whites」が有効に
    ?「Advanced Quality」においては,「Edge Enhancement」が25,De-noiseが64に,「Mosquito Noise Reduction」が50,「De-blocking」が50に
  • 4-way CFX構成時におけるATI Eyefinityパフォーマンスの大幅な向上
  • CCCから「StarCraft II: Wings of Liberty」に対するアンチエイリアシング設定が可能に
  • 「Aliens vs. Predator」「Mafia II」「Singularity」に向けたCFXプロファイルのアップデート
  • 「FINAL FANTASY XIV」「The Lord of the Rings Online」に向けたCFXプロファイルの新規追加

●Catalyst 10.8におけるパフォーマンス向上
  • Far Cry 2
    ?ATI Radeon HD 5800シリーズのシングルカードおよびCFX構成時に2?6%
    ?ATI Radeon HD 5700シリーズのシングルカードおよびCFX構成時に2?4%
    ?ATI Radeon HD 4800シリーズのシングルカードおよびCFX構成時に3?8%
  • Left 4 Dead 2
    ?ATI Radeon HD 5800&5700シリーズのCFX構成時に3?5%
  • Stormrise
    ?ATI Radeon HD 5600&5500シリーズ搭載時に5?10%

●Catalyst 10.8で解決した問題(Windows 7,Vista&XP)
  • HDMI出力時のデフォルトリフレッシュレートがCCCのHDTVメニューに正しく60Hzと表示されない問題
  • CCCのBasicモードで,コンポーネント出力関連の設定を行おうとしたとき,設定ウィザード,あるいは「Display Setting for Desktop Viewing」の解像度設定ボックスが表示されない問題
  • 「City of Heroes」およびその拡張「Going Rogue」で「FSAA」(Full Screen Anti-Aliasing)を選択できない問題

●Catalyst 10.8で解決した問題(Windows 7)
  • ディスプレイデバイスとDisplayPort接続し,Blu-rayコンテンツを再生しているときにPCの電源を落とすと,再起動後,デスクトップに線(状のノイズ)が表示される問題
  • 「Borderlands」を長時間プレイするとゲームアプリケーションが落ちる問題
  • 「Adobe Photoshop CS5」でたくさんのウインドウを開くとアプリケーションが落ちる問題
  • 1280×720&1920×1080ドット解像度のWMVファイルを「Windows Media Player」から再生しているときにウインドウサイズを調整すると何も映らなくなる問題
  • CFX構成時に「ARMA II: Operation Arrowhead」を実行できない問題
  • マルチディスプレイ構成時にディスプレイ間でマウスカーソルを移動させると,間欠的にカーソルの表示がおかしくなったり,システムが応答しなくなったりする問題

●Catalyst 10.8で解決した問題(Windows Vista)
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引用元:ローズ(Rose) 専門サイト

2011年3月17日木曜日

「大航海時代 Online」,鎧兜に身を包んだ不思議な人形と

『大航海時代 Online』、ゲーム内イベント
「端午の節句?ジパングの子供まつり?」を開催!
?伝説の国にまつわる贈り物を手に入れよう?


現在当社にて好評サービス中のオンライン海洋冒険ロールプレイングゲーム『大航海時代 Online』(PlayStation 3版/Windows版)におきまして、ゲーム内イベント「端午の節句 ?ジパングの子供まつり?」を2010 年4 月27 日(火)より実施いたします。
ここ数年この時期になると、東方の国から不思議な商品が届きます。その商品の中身とは、鎧兜(よろいかぶと)を身にまとう子供のような姿をした人形でした。「この人形は一体何の目的で作られたのか?」と疑問を持ったのは、ヨーロッパの商人組合として有名なハンザ同盟を束ねる「シュミット代表」でした。日に日に探究心が膨らみ、夜も眠れなくなった彼は、航海者を募って調査に乗り出すことにしました。そして、彼はついに一つの手がかりをつかんだのでした。この不可思議な人形は、“「ジパング」の子供まつり”に関わる品であることを…


航海者の皆様は、悩める「シュミット代表」に協力し、彼の頼みを叶えてください。旅の道中に巻き起こる様々な出来事を乗り越えた時、素敵な贈り物を手に入れることができるでしょう。謎の人形と、その由来に迫る物語を存分にお楽しみください。

<ゲーム内イベント「端午の節句 ?ジパングの子供まつり?」実施概要>

○名称:
「端午の節句 ?ジパングの子供まつり?」

○実施期間:
2010年4月27日(火)定期メンテナンス終了後(13:30予定)
?2010年5月18日(火)定期メンテナンス開始時(10:30予定)

○概要:
?ハンブルグの銀行前にいるNPC「シュミット代表」に話し掛けるとイベントが始まります。
?「シュミット代表」の情報をもとに、ジパングの風習に詳しい人物から、不思議な人形に関する情報を入手してください。
?人形の謎を解き明かした航海者は、5 月5 日(水)0:00 以降、「シュミット代表」から新たな依頼を受けられるようになります。
?ジパング、そして、新たに登場した台湾地域でも誰かの助けを求める人がいるようです。5 月5 日(水)0:00 以降に話し掛けてみましょう。

※各種仕様詳細、実施日時、内容については、変更される場合がございます。最新情報は下記公式サイトをご参照ください。

「端午の節句 ?ジパングの子供まつり?」特設ページ
http://www.gamecity.ne.jp/dol/live_event/100427.htm

『大航海時代 Online』公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/dol/
引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

2011年3月4日金曜日

NDS「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル






 スクウェア?エニックスは,2009年1月29日発売予定の「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム」(FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Echoes of Time)において,限定版ニンテンドーDSiとソフトがセットになったスペシャルパック,「ファイナルファンタジ
ー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム クリスタルクロニクル エディション」
を発売すると発表した。詳細は以下のとおり。
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ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム クリスタルクロニクル エディション(FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Echoes of Time CRYSTAL CHRONICLES Edition)



発売日:

2009年1月29日(木曜日)



希望小売価格 :

2万3940円(税込)



セット内容 :

ニンテンドーDSi(クリスタルクロニクル エディション)

ニンテンドーDS用ソフト「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム」









 スペシャルパックに同梱されるニンテンドーDSiは,ホワイトの本体がベースで,タイトルロゴに描かれた猫をモチーフとしたオリジナルデザインになる。正式デザインについては,今後オフィシャルサイトで公開予定となっている。






「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム」公式サイト










 また,ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクルシリーズのミニコンピレーションアルバム「FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES SOUND SELECTION」が本作の予約特典となることが発表された。詳細は以下のとおり。



初代「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル」(ニンテンドーゲームキューブ専用ソフト)、「ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル リング?オブ?フェイト」(ニンテンドーDS専用ソフト)、「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクル」(Wiiウェア専用タイトル)、そして本作「ファイナルファン
タジー?クリスタルクロニクル エコーズ?オブ?タイム」まで、シリーズ全てのサウンドコンポーザーを務める谷岡久美が選曲した各タイトルの代表曲が収録された、ファイナルファンタジー?クリスタルクロニクルシリーズの「ミニコンピレーションアルバム」となっております。



FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES SOUND SELECTION

Composed, Arranged & Produced by Kumi Tanioka



収録曲

Track 01 : FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLESより『はてしなき空』

Track 02 : FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Ring of Fates より『RoFメドレー』

Track 03 : 小さな王様と約束の国 FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLESより『メインテーマ』

Track 04 : FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES ECHOES of TIMEより『メインテーマ』

計4曲収録予定。



※予約特典の仕様、デザイン等は変更になる場合が御座います。また、数に限りがありますので予めご了承ください。


引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局